吹田SSTこどもハート・アレルギークリニック|小児科、アレルギー科、新生児科

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中耳炎

「乳幼児は中耳炎になりやすい」

耳の中にある中耳という所に膿が溜まり、炎症が起きる病気で、0歳~3歳ごろに罹りやすいです。

小さい子が罹りやすい理由は、子どもの耳と鼻をつなぐ耳管という管が短く、鼻とほぼ同じ高さにあるため、鼻水が耳に行き易いからです。鼻水が黄色や緑色の場合は注意が必要です。

中耳炎の診断は鼓膜を診ることです。発赤や腫脹があれば急性中耳炎で、発赤はないけども水が溜まっている場合は滲出性中耳炎と言います。前者の場合は、ウィルスが原因のこともありますが、細菌が原因のことが多く、抗生剤治療が必要となることがあります。鼓膜切開が必要な場合は耳鼻科受診が必要ですが、基本的には鼻処置と内服加療になるため、小児科受診でも大丈夫です。

中耳炎は繰り返しやすいです。一番の予防は鼻吸引です。黄色や緑色の鼻水がでてきたら、少なくとも1日1回は鼻吸引をしましょう。自宅にお持ちの方は自宅でもよいですが、しっかり吸いたい時は当院にお越しください。また、中耳炎を3回以上繰り返す場合は、鼻水の細菌培養検査を行い、原因菌の特定と抗生剤の適正な使用を行っております。
お問合せはTEL: 06-6192-5810
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