天六こどもハート・アレルギークリニック|小児科、アレルギー科

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気管支炎・肺炎

「“咳の風邪の重症版”」

これは突然なる場合もありますし、風邪をこじらした場合でもなります。咳、痰がメインの症状で、場合によっては、日中は下がるが、夕方になると38度の発熱(弛張熱)を認めることがあります。熱がなく、咳だけの場合もあり、受診の目安は、夜間眠れない・起きてしまう咳や2週間以上続いている咳の場合、発熱3日以上の場合です。咳だけの場合、中には、ゼーゼー・ヒューヒューまでは言わないけど、状況によっては発作が起きている“隠れ喘息”と言われるような場合もありますので、一度、聴診を受けることをお勧めいたします。

胸の音で、ゴロゴロやバリバリといった異常な音が聴こえることがあります。この場合は、マイコプラズマや百日咳、細菌といった感染の可能性が高く、抗生剤が必要となる場合があります。この場合の抗生剤は、アジスロマイシンやクラリスロマイシンといったとても苦い抗生剤です。酸味のある飲み物(オレンジジュースや経口補水液など)と混ぜて飲むと、苦みがさらに増しますので、処方された場合は薬局でも薬剤師から説明がありますが、内服の仕方に注意が必要です。呼吸状態によっては、入院が必要な場合もあります。レントゲン撮影は必須ではありませんが、長引く咳やレントゲン撮影のご希望がある場合は、他の内科医院などの関連施設で撮影できます。
お問合せはTEL: 06-6355-5810
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