天六こどもハート・アレルギークリニック|小児科、アレルギー科、小児内分泌内科

天六こどもハート・アレルギークリニック|小児科、アレルギー科

先天性甲状腺機能低下症

生まれつき甲状腺の働きが弱いと甲状腺ホルモンが不足します。甲状腺ホルモンが不足すると、元気がない・哺乳不良・体重増加不良・黄疸・便秘・手足が冷たいなどの症状がでます。長時間のホルモン不足は身体の成長や脳の発達の遅れに影響するため、早期の検査とホルモン内服治療が必要となります。

 甲状腺ホルモンの不足は軽症のものから重症のものがあり、治療が一時的なものから生涯必要となるものまで様々です。生まれて5日から7日目に新生児マススクリーニング検査として採血検査を実施され、再検査や精密検査を実施します。指定された医療機関での診察、採血、甲状腺エコー検査、膝のX線検査などを行い、甲状腺ホルモンの不足が診断されれば速やかに治療を開始します。母体の海藻類の過剰摂取や甲状腺疾患などが影響することもあります。

 適切な治療にて順調な成長発達が期待できます。定期的に専門の医療機関を通院し、きちんと内服をしましょう。 
お問合せはTEL: 06-6355-5810
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