いつも当院をご利用いただきありがとうございます。
城南こどもハート・アレルギークリニックです。
当院は「おねしょ卒業!プロジェクト」に参加し、夜尿症でお悩みのお子さまとご家族の皆さまをサポートしています。
「おねしょ」は小さなお子さまによくみられますが、5~6歳を過ぎても繰り返し続く場合は、「夜尿症」と呼ばれます。
小学1年生頃では、およそ10人に1人にみられるとされ、決してめずらしいことではありません。
夜尿症には、夜間の尿量を調節するホルモンの分泌、尿をためる膀胱の大きさ、眠っている間の目覚めやすさなど、お子さまの身体の発達が関係しています。
お子さまの性格や、保護者の方の育て方が原因ではありません。
多くは成長とともに改善しますが、小学校高学年以降まで続くこともあります。
お泊まり行事への不安や、お子さまの自己肯定感の低下、日常生活への影響につながることもあるため、必要に応じて治療を行うことで、改善を早められる場合があります。
■ 夜尿症の診察と検査
はじめに、おねしょの頻度、昼間のおもらしの有無、排尿や水分摂取の状況、便秘の有無、生活リズムなどを確認します。
尿路感染症や腎臓の病気などがないか確認するため、基本的には尿検査を行います。
症状や診察結果に応じて、血液検査や腹部超音波(エコー)検査などを行うこともあります。
■ 治療の選択肢
夜尿症の治療では、まず生活習慣を整えます。
生活指導だけで十分に改善しない場合には、お子さまの夜尿のタイプやご家庭の状況に合わせて、次のような治療を検討します。
・デスモプレシン製剤による薬物療法
・夜尿アラームを使用する治療
・必要に応じた、その他のお薬による治療
デスモプレシン製剤の「ミニリンメルト」は、水なしで服用できるお薬で、夜間につくられる尿の量を減らし、おねしょの回数を減らす効果が期待できます。
治療期間には個人差があり、数か月から1年以上かけて経過をみることもあります。
お子さまやご家族の状況に合わせて、ご一緒に、無理なく改善を目指します。
■ ご家庭での生活指導のポイント
・規則正しい生活を心がける
・日中は必要な水分をとり、夕食後の水分は控えめにする
・塩分をとりすぎない
・便秘がある場合は改善する
・就寝前にトイレへ行く
・夜中に無理に起こしてトイレへ連れて行かない
・おねしょをしなかった日や、生活上の約束を守れた日はほめる
「起こさず・怒らず・焦らず」見守ることが大切です。
夜尿症は、周囲の方に相談することをためらい、受診や治療の開始が遅くなることもあります。
受付で直接伝えることにご不安がある場合は、メモを受付にお渡しいただくほか、mediNotesのデジタル診察券を使用した「事前受付」機能もご利用いただけます。
夏休みを機に、まずはご相談だけでもお気軽にお越しください。
お子さまの心と身体がより健やかに育つよう、私たちも一緒にお手伝いさせていただきます。
【おねしょ卒業!プロジェクトサイト】
https://onesho.com/patient/
【メディノーツ紹介サイト】
https://www.medinotes.jp/





